不登校からの生還✨家族で頑張る継続登校の日記

中学2年の息子が突然、完全不登校になりました。8ヶ月間の引きこもり生活を経て、復学支援機関のもと、中学3年の夏休み明けから復学させて頂きました。
継続登校するからこその苦労を、支援の先生の指導のもと、家族で乗り切る日記です!頑張ります!!

全部できなくても、大丈夫🙆‍♀️

私の勤めるスポーツ施設に、ウチの近所にお住まいの5歳の女の子が入会しました。


しばらくは、楽しそうに通っていたのに、、


先日、気が付きましたら、その女の子が、レッスンを拒否して、事務所でうずくまっていました💧

身体をギュッと丸めて、耳をおおって、外からの声かけも完全否定💧


私をはじめ、受付スタッフとコーチで、順番に声かけしましたが、ますます身体を丸めてしまって、無反応の状態でした💧

ここしばらく、この状態が、続いている、との事でした。


このお年頃、、、レッスンが嫌だ!と拒否する場合、泣き叫ぶお子さんが多いのです。

がーー💦こちらプロ😅からしたら、泣き叫ぶお子さんは、自分の気持ちを表現できていると言いますか、結構コミュニケーションが、成立するのですよ。


コーチ達は慣れたもので、何が嫌なのか聞きながら、ハイハイハイ😊っと。

私達も手伝って、準備させて、レッスンに参加させると、

笑顔で、レッスンできるお子さんが多いのです。


ところが、ご近所の女の子ちゃんのよに、

泣かずに、身体をギュッと丸めて、コミュニケーション完全否定の場合は、、、😓

動かすのは、難しいです💧


それで、私はご父兄の見学場所に行って、女の子のお母さんを少し皆さんから離れた場所に誘導して、様子を聞いてみました。


その女の子は、レッスンに行く日になると、嫌がる様になって来ていて、お母さんは、

「レッスンが終わったら、好きなお菓子を買ってあげるから!!」で、しばらく動かして来た、との事でした。


私は、

「もしかしたら、だけど。〇〇ちゃん(レッスン拒否の女の子ちゃん)を育てていて、大変だと感じる事が多かったりするかな?他の子と比べて、繊細な部分があるのではない??」と聞いてみましたら、


そのお母さんは、えっ💦と言ってから、

「はい。そうなんです💦とても繊細で、幼稚園でも、決まった先生以外とは話せないんです💦家では、あんなにおしゃべりするのに。

みんなと同じ様に、先生の指示を受けて動くのが嫌いで、心配しています。

なので、こちらのレッスンで、他のお子さんと一緒に、動いているだけで、感動してました。」との事でした。私は、


「うん。わかるよ。みんなと同じ様にできない事があるんだね。

でも、こんな感じのお子さんは、何か好きな事があって、それはすごく頑張れたりしているのではないの?」と、言いましたら、お母さんは、


「そうなんです。なぜか?お花が好きで、お花の名前は、ものすごくたくさん覚えていて、漢字で書いたりもするんです。

その漢字の、書き順もめちゃくちゃで、変に覚えない方が良いと思って、注意して、そんな事より、みんなと同じ事ができるように、させたいのですが💦」との事でした。


私は、これは私の考えだけど、と前置きして、

「日本の学校教育ってね。勉強も運動も、委員会活動とかも、ぜーんぶまんべんなく、それも皆んなと同じ様に、皆んなと一緒に、できるように求められるでしょ?

実は、ウチの息子もそうなんだけど、〇〇ちゃんみたいなタイプは、得意でない分野もあると思うから、そこを無理矢理やらせるのではなくてさ、

得意な分野を認めてあげて、得意でない分野は、それなりに、育って来るのを待ってあげるのが良いと思うのよ。」

「お花の名前をたくさん覚えて、それが何になるか?ではなくて、

好きな事を覚える時、脳が活性化される経験を積んだり、

それをお父さん、お母さんが喜んでくれるって事が、良い影響を与えると思うのよ。」

「こんなタイプはさ、皆んなと同じ事を求められる、幼稚園や学校では、他のお子さんより、疲れると思うんだよね。

それで家に帰って、お母さんからも、「皆んなと一緒にやりなさい!」って怒られるのと、お母さんが、子供の頑張りを理解していて、「今日も頑張ったね!」って、癒してあげるのでは、この先全然違って来ると思うんだ。」

「だいたいさ。ウチのレッスンだって、5歳の子供が苦労する内容も、小学校になってからやったら、身体も理解度も上がってるから、すーぐに終わったりするのよ。」

「〇〇ちゃん、レッスンではなくて、自由に

やるのが好きなのなら、お父さんとお母さんが、お休みの日にたくさん遊んであげて、

また、自分からやりたい!って言ってから、

再開したら良いと思うよ😊」と、言いました。

「このタイプは、叱りつけて動かそうとしても、貝🐚になっちゃうからね。数少ない、自分からの発信には、耳を傾けてあげてね。

これだけ嫌がってるなら、〇〇ちゃんの意思を尊重して、一旦やめても良いかもしれないね。」

「ちなみに、〇〇ちゃん、偏食が多いでしょう?ウチもそうだけど、繊細な子は、色んな事のこだわりが多いから、今は、一つでも、多くの食材が食べられる様に、習い事より、そんな方を、親子で楽しんで過ごしたらいいんじゃないかな?」などと言いました。



その〇〇ちゃんママは、ポロポロっと波を流して

「この子を育てていて、他の子に比べたらできない事が多くて、とても不安だったんです。私は、親が遠くて、相談できる人も近くにいなくて😭

たくさん育児書を読んだけど、〇〇さんのお話が1番しっくり来ました。

お菓子でつってレッスンに来るのも、違うのではないか?と不安でしたし、習い事を途中でやめさせるのも、いけないのではないか?とか悩んでましたが、このレッスンは、一旦退会します!

とても心が軽くなりました。お休みの日は、〇〇の好きな事をして、親子で楽しく過ごします😊」との事でした。



それで、事務所に戻って、丸まっている〇〇ちゃんの横に座って、前日の売り上げの精算書の計算をするので、電卓を叩いてましたら、、、


〇〇ちゃんは、だんだん頭をあげて、、、、

私がやってる事に、興味シンシン😆

「これなーに?何してるのーー?」でしたので、

「これね、電卓って言って、計算できるんだよ!!」と言って〇〇ちゃんを膝に乗せて、触らせてみましたら、可愛い人差し指で、パチパチしてました。

ほーら!興味ある事が、たくさんあるお子さんだな!って、思いましたよ😆


その後、レッスン終了の音楽が流れたら、〇〇ちゃんは、ニコニコしましたので、私は、

「これは、不登校の布団被りと一緒だわねー😅お母さん、今から気をつけて過ごして欲しいな!」と思いました。


その状況まで待って、私は、〇〇ちゃんに、

「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんがレッスンやりたくない!って言ったから、お母さんが、しばらくレッスンはお休みしましょう!って言ってくれたけど、それでいいのかな?」と聞きましたら、〇〇ちゃんは、

「うん!!」と、言いましたので、私は、


「それなら、お世話になったコーチに、ありがとうございました!ってお礼を言って、さよならしましょうね!」で、

コーチに事情を話してお願いしておきましたので、コーチに来てもらって、そのように〇〇ちゃんから、ご挨拶をしてもらいました。


コーチは、

「〇〇ちゃん!今まで良く頑張ったね!!

また、大きくなったら、来るんだよーー!

って、なんか、ディズニーランドみたいだねー🤣コーチ、いつでも待ってるからねー!」で、

〇〇ちゃんをハグしてくれて、


〇〇ちゃんのお母さんにも、ご挨拶をしてくれて、

〇〇ちゃんと、お母さんは、ニコニコして帰って行きました。


その日は、仕事の後、趣味のスポーツがあってバタバタしていたのですが、そうだ!そうだ!と思い出して、〇〇ちゃんのお母さんに、


「子どもには、どんどん失敗させなさい ~わが子が12歳になるまでに知っておきたい「自信あふれる子」の育て方~

著者:水野達朗 出版社:PHP研究所」


この本を、ぜひぜひ読んでねー!!と。

メモを書いて、可愛い入浴剤に付けて届けました。


ホント!こんなお宅にこそ✨読んで欲しいなーと思いましたよ😊


ほら、私は辛くてこの本は、買ってないので😅

このブログの読者の方で、お子さんが小さい方は、


もー!ぜーーったい読んでみられる事を、おススメしますよ😌

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